ここでは日本心理学会若手の会の過去の活動についてご紹介します。
日本心理学会第85回大会 若手の会企画「若手の進路相談会」
日時: 2021年9月2日(水)15:20~17:20
会場:Web開催 (リアルタイム配信)
開催報告:若手の会企画として4回目となる「若手のための進路相談会」を開催し,本年度も学部生から社会人まで幅広い方々がご参加くださりました。今回は研究分野ごとのグループ相談にしたことで,研究に関する悩みから進路・就職に至るまで,様々な悩みや不安等を共有しながらも具体的なアドバイスを提供できたのではないかと感じてます。また,新幹事の加入やオブザーバーの参加もあり,今後はより一層参加者に寄り添う形で企画が発展できるのではないかと期待しています。
日本心理学会第85回大会 若手の会企画シンポジウム「これからの若手研究者の諸問題と対処法の共有・展望」
日時: 2021年9月2日(木)13:00~15:00
会場:Web開催 (リアルタイム配信)
登壇者(敬称略):
企画 日本心理学会 若手の会
司会者・話題提供者 中川 裕美(東北福祉大学),横光 健吾(川崎医療福祉大学)
話題提供者 前田 駿太(東北大学),三浦 佳代子(長崎純心大学)
指定討論者 佐藤 隆夫(人間環境大学)
開催報告:若手の会企画シンポジウムでは,「これからの若手研究者の諸問題と対処法の共有・展望」と題して5名の先生に登壇していただきました。事前アンケートの結果は,頒布物(https://wakate.psych.or.jp/letter.html)で公開しております。「研究」「情報発信・ネットーワーク形成」「キャリア」の3つのテーマから,若手の心理学者の問題を共有し,様々な対処法が提案されました。最後に指定討論者の先生を含め,特に公募手続きについて活発な意見交換が行われました。約130名の皆様にご参加いただき,議論内容を提言としてまとめることができました。(若手の会幹事 中川 裕美・横光 健吾)
日本心理学会第85回大会 若手の会企画「学部生・高校生プレゼンバトル」
日時: 2021年9月1日(水)~9月8日(水)
企画:日本心理学会 若手の会
開催報告:心理学に興味を持って学習や研究を行っている高校生・大学学部生向け企画である「学部生・高校生プレゼンバトル」を開催しました。本企画は,ゼミ研究や卒論の中間発表をはじめ,これから取り組もうとしている研究計画など,心理学に関係するテーマで5分間でプレゼンテーションをしていただくものでした。例年は対面で開催のところ,新型コロナウィルス感染症の拡大を受けて,録画公開というイレギュラーな開催方法となりましたが,総勢24演題(学部生16演題,高校生8演題)の発表が行われました。いずれも創意工夫をこらした素晴らしいプレゼンテーションばかりでした。なお,若手の会幹事による選考の結果,下記の3名の方をベストプレゼンターとして選出させていただきました。
ベストプレゼンター第1席:小林 慧さん(北海道大学)「選択的計数課題における悲しみ顔の役割」
ベストプレゼンター第2席:辻 菜々実さん(お茶の水女子大学)「主体感が再認記憶に及ぼす影響」
ベストプレゼンター第3席:山崎 果歩さん(早稲田大学)「過敏性腸症候群におけるヨガの介入:オキシトシン計測による検討」